不思議な世界の国「ナイジェリア」その4
なぜ首都をラゴスからアブジャに移した
独立直後、ナイジェリアの首都は、ヨルバ族の多い南西部のラゴスであった。
ナイジェリアでは、部族問の対立を解消するため、部族の分布する範囲よりも細分化した地域を行政単位とする地域主義を採用し、1976年、12州から19州に分割した。
同時に、国土のどの地域にも属さない連邦首都地域が、国土のほぼ中央に位置するアブジャに設けられ、マスタープランは日本人の丹下健三が作成した。
その後、石油輸出の不振などによる財政の悪化から建設が遅れたが、ようやく1991年、大統領府が移転し、アブジャが正式な首都となった。