不思議な世界の国「ナイジェリア」その3
ビアフラ戦争ー内戦から大国を巻き込んだ戦争へ
ナイジェリアは、1960年、イギリスから独立すると、61年にイギリスの信託統治領であったカメルーン北部を編入し、63年に四州からなる連邦共和国となった。
しかし、独立直後から部族間の争いが続いていた。
ついに67年、イボ族中心の南東部がビアフラ共和国として分離独立を宣言し、連邦政府軍との内戦に突入した。これを「ビアフラ戦争」と呼んでいる。
この戦争は、1970年にビアフラの降伏によって終結したが、内戦中に連邦軍がビアフラを封鎖したため、食糧不足から100万人ともいわれる餓死者が出た。
また、この戦争では、南アフリカ・フランス・中国などがビアフラ側を、旧ソ連・イギリスなどが政府側を支援し、内戦が当時の大国により翻弄される状況を招いた。